マナー違反は恥ずかしい!入学式で保護者が守る最低限のマナー
入学式で子供の背中を見て、成長したなぁと感無量で胸がいっぱいになります。
その成長した自分の子供の成長記録を残そうと、お父さんやお母さんが必死になってビデオ撮影したり、カメラを撮ったりしています。
また、知り合いの母親同士で話をしている場面もよく見られます。保護者も見られていることを自覚して、マナーを守り、記憶に残る入学式にしましょう。
感動を残すなら、ピデオより記憶に
成長した我が子の姿を見て、感動に浸るはずの入学式ですが、前の席の人がビデオを撮ろうとお尻と浮かしているので、後ろに座る人たちの妨げになり、前がよくみえません。
それに、三脚を立ててビデオ撮影をする人もいますが、後ろの保護者が撮影するとそのビデオカメラもフレームに入ってきてしまい邪魔なときがあります。三脚を使うのであれば、指定された撮影場所で使うようにしましょう。
さらに後ろでは、母親同士のおしゃべりが続き、通路では未就学の幼い子どもが動き回っているのに、放ったらかしで野放し状態です。
これではせっかくの入学式に集中できません。
撮影は周囲の人の妨げにならないように
ビデオや写真撮影は、自分の席から立ち上がらずに撮影するのがマナーです。
最近では、あらかじめ撮影場所を指定されることもあります。指定のない場合は最後列に着席するか、最後列の後ろに立って撮影することも考えましょう。
自分のお子さんの撮影が終わったら、他の方に場所を譲るなどの気遣いも必要です。
また、新入生の入場や退場時にお子さんの名前を呼んで撮影することもやめましょう。
携帯電話で撮影する際は、シャッター音がでますので、状況を考えて注意しながら撮影するようにしましょう。
井戸端会議になっていませんか
入学式最中の保護者同士のおしゃべりは、周りの人の迷惑になります。
おしゃべりしている当人にとっては、小声で少しならと思っても、会場は静かで、ひそひそ話も周りに聞こえてしまい。耳障りになり、集中できません。
自分たちは大丈夫だろうと話をしていても、不快感を与える結果になりますので式が終わるまで我慢するか、会場の外で話をするようにしましょう。
幼い子どもは預けて参列しましょう
未就学の幼い子どもがいる場合、入学式に連れて行くか誰かに預けるか迷うところだと思います。
入学式の間、親のそばから離れずに、ずっと大人しく待てる子どもなら大丈夫なのですが、入学式だけでなく、その後、教室に戻ってから担任の先生からのお話などがあり、2時間も3時間もずっと静かに待つことは、幼い子どもさんにとってはかなりの負担です。
教室での担任の話は、今後の予定、通学路や調査票の記入・提出などの諸注意、教科書等の配布や確認など、大切な内容ですので、落ち着いてしっかりと説明を聞けるようにしておきましょう。
入学する子どもだけでなく、保護者にとっても安心して学校生活をスタートできるように心掛けて参加しましょう。
編集後記
「保護者も見られている」ということを自覚して、入学式に参加しましょう。私が参加した入学式で、前の方のお父さんが中腰になってビデオ撮影していました。正直、目障りですし、後ろの人は壇上も見えないです。
それを注意した他のお子さんのお母さんがいました。でも、そのお父さんは止めたり、座ったりせずにお構いなしでした。それでまた、そのお母さんが注意をしたら逆ギレして言い合いになり・・・。
子供の成長した姿を楽しみに見に来た親の気持ちも分かりますし、子供の姿をバッチリと記録しておきたいと思う気持ちも分かりますが、マナーを守ることが大切です。
参加しているのは自分たちだけでなく、他にも大勢の保護者がいるのですから。