新1年生の入学を歓迎し、各学年の進級を祝うための春の遠足
小学校に入学したばかりの新1年生祝う歓迎遠足。
子供たちは、遠足を楽しみにしていますが、1年生の親はちょっと心配になることがあるようです。それは、子供が「遠足のしおり」を持って帰ってきたときのこと。
春の歓迎遠足は、バス移動ではなく、歩き遠足が多いと思います。歩いて近くの公園まで1年生は6年生と手をつないで一緒に行きますが、歩く距離が長いのではないかと心配になるようです。
保護者としては、事前準備をしっかりとして、マナーやルールを子供に意識付けるようにしましょう。
持ち物は前もって準備をする
遠足だけでなく、校外学習や社会科見学もそうですが、お弁当や水筒、おやつ、雨具など準備しないといけません。当日になって慌てないようにするために、事前に配布された「しおり」を確認しながら、子どもと一緒に持ち物を準備しましょう。親だけで準備してしまうと、リュックの中に、何が、どこに入っているのか確認しながら準備しましょう。
学校によっては、時計やカメラなどを持って行ってもいいというところもあるようですが、その際は、高価なものではなく、万が一無くしても問題ない物を持たせるといいです。
学校行事の一貫でいくので、必要でないものは、子供に持たせない方がいいと思います。
子供を安心させるのは親の言葉
親としては、子供の運動不足や体力の弱さ、歩く距離などから心配になる人がいるようです。学校側は、遠足の最中、子供たちの様子を観察しながら引率していますし、6年生の生徒と一緒に歩いていくので、何か問題があれば先生に伝えてくれます。体力的な心配があるかも知れませんが、遠足当日の朝は、子供を励まして、楽しんでくるように声を掛けてあげて下さい。親が心配になって、「こんなに歩ける?大丈夫?」などと不安を煽るようなことをすると子供自身が不安になることがあります。
もし、体調面のことで不安なことがあるなら、担任の先生に相談しておきましょう。
また、子供は興奮して夜、眠れないことがありますので、十分に睡眠をとり、体調管理をして上げて、楽しい遠足になるようにしてあげましょう。
親の心配を少しでも減らすためにルールを教える
歩いて移動する時のマナーやルールをきちんと子供に教えておくことも重要な親の役目だと思います。通学風景を見ていても思うのですが、車が来ているのに平気で車道を歩いていたり、横断歩道の真ん中で止まっていたりする子供が多いことに気付かされます。
日常生活のマナーやルールは親がきちんと教えておいてあげないと、集団行動のときに困ることになります。
最後に・・・
遠足は、学校の楽しい思い出の一つです。楽しいゲームやレクリエーションなどで盛り上がり、天気がいい中を走り回り、遊んでいる子供たちは元気ハツラツ。お昼は、お家の人が作ってくれたお弁当を皆で囲み、美味しく食べています。
2年生以上の子供たちもクラス替えが合った直後なので、この遠足を機会に、心を一つに楽しいクラスへとまとまっていくことを先生方も願っていると思います。
親が心配する以上に、子供たちは成長しています。引率で学校の先生もいますし、他の生徒もいますので、子供を元気よく送り出し、楽しい想い出を作って帰ってこれるように親として準備から送り出しまでしてあげましょう。