3年生の理科の自由研究!水の不思議・簡単にできる表面張力の実験
小学3年生になって、自分でいろいろと作れるようになってくると、理科実験にも興味を持ち、自分でしたいと言い出します。親としても簡単にできる理科実験を探しますが、3年生の興味を惹く、水の不思議について実験してみませんか?
夏休みの自由研究テーマが学校から指定されていることもあり「この中から選んで自由研究をして下さい」というケースもあるようですが、ほとんどの場合、自分たちでテーマを選んで自由研究を行なうのが一般的です。
男の子でも女の子でも簡単にできる科学実験を紹介しますね。
こぼれそうでごぼれない!表面張力の実験
水をテーマにした理科実験。表面張力を使った、こぼれそうでごぼれない水の不思議をテーマにした自由研究を紹介します。
コップに水をいっぱいに入れても、水がこぼれないという不思議な現象。
これを表面張力といいますが、それを利用した実験です。
準備するものは、コップと水、ビー玉を数個。
コップに水をいっぱいに入れます。この時に水が溢れてしまったら意味がありません。
コップの縁、ギリギリまで水を入れます。
水を入れたコップの中に、ビー玉を1つずつ、ゆっくりとビー玉を入れていきます。
コップの中の水はどう変化するかな?
コップの縁まで入れた水は、ふちよりも盛り上がっていませんか?
ビー玉をコップの中に数個入れても、何故かこぼれません。
ビー玉を何個入れたら水がこぼれたかな?
どうして水が溢れなかったのか?
水は、水分子という小さな粒が集まったもので、お互いにくっつきあい、まとまろうとします。
表面積を小さくしようとするので、コップのふちから盛り上がった水はこぼれないのです。
この現象を表面張力といいます。
不思議ですよね。水の分子を見ることができたら、もっと分かりやすいですけど。
この表面張力を利用している代表的な生き物がいます。それが何か分かりますか?
それは、「アメンボ」です。
水の上を浮かび、スイスイと移動するアメンボも表面張力を使っているのです。
時間があれば、アメンボの表面張力についても調べると面白いと思いますよ。
最後に・・・
水の不思議について、調べたり実験したりして、子どもと一緒に楽しみながら自由研究に取り組むと、色んな発想が湧いてきます。3年生にあった自由研究を選んであげることが、やっぱり大切ですよね。子供のための自由研究ですからね。
小学3年生向けの自由研究キットも多くありますので、そちらを購入して自由研究を行なったり、自由研究の本もたくさん出版されていますので、そちらから選んでもいいと思います。
いいね