中学受験に向けた小学4年生の塾の選び方
中学受験を目指している人の多くが塾や家庭教師をつけて勉強していると思います。娘が中学受験を目指すために塾に通っていますので、その際のポイントを紹介します。
塾は、いろんな塾を親子で見学に行きましょう。
中学受験のための塾の選び方
進学塾もあれば、個別塾もありますし、少人数制の塾、中学受験よりも学校の成績をあげるための勉強を教える塾、大学生が教えていたり、経験豊富な先生が教えている塾などそれぞれの特徴があります。地元であればある程度の進学塾は分かると思いますので、まずはそこから見学に行くといいです。
もちろん家庭教師も選択肢の1つに入れていいです。
集団塾、少人数制塾、個別指導塾と進学塾でも1人の先生が教える人数が全く違います。
料金も個別指導になる程、高くなる傾向がありますが、集団塾でも私立中学の合格者数が多く実績のある塾は高いです。
月謝と塾の先生や雰囲気を比べてみます。
親としては、品質が良くて安い塾に通わせられるなら言うことありませんが、教え方が上手だったり、受験したい私立中学校の合格者数が多かったりするとやっぱり高いです。
そして、集団塾よりも高いのは家庭教師です。
集団塾では週2~3回の料金が家庭教師になると週1回の料金になることがほとんどです。
どの塾・家庭教師で勉強するかというので悩みますが、それぞれに特徴があるので組み合わせながら子供に合った塾や家庭教師を見つけた方がいいと思います。
塾選びで確認したいポイント
塾選びで重要視した方がいいのは、カリキュラムがはっきりと決まっていて、勉強の進捗が分かり、小テストやまとめテストがある最低でも週に1回ある塾がいいと思います。子供の勉強の理解度を図るためにはテストで得られる客観データは役立ちます。
偏差値も参考になりますが、一気に5とか下がることがありますので偏差値の増減は+5程度は許容範囲で見るといいと思います。
その上で塾の先生が一人ひとりのテスト内容を吟味して課題をあげてくれる塾がいいと思います。
進学塾にありがちなのが、授業をして課題を出してテストをして、テスト順でクラスを分ける。
個別での面倒を見てくれない進学塾もあります。分からないところは家庭学習で補って来て下さいと言われます。
自宅学習も、もちろん必要ですが、先生が生徒に親身になって指導してくれる塾を選んだ方がいいと思います。
進学塾はどうしても合格者を増やしたいため、勉強に遅れた子供に対してのフォローをしてくれないことがあります。
特に若い先生や大学生が多い塾は、この子供へのフォローに親としては不満を持つことがあると思います。
選んだ塾については、その塾でずっと続けられればいいですが、合わないんではないかと思うこともあります。
そのため最低でも3ヶ月に1回は塾の先生と面談の時間を取ってもらい、子供の状況を確認したり、課題を確認して勉強の相談などをしていきましょう。
相談は、塾の先生に言えば、大抵の場合は対応してくれます。
難しい場合は電話で確認するといいです。塾に任せっきりにせず、親も積極的に関わって行ったほうがいいです。
もし相談に応じてもらえないようであれば、他の塾を検討した方がいいと思います。
通塾の場所も考慮する
通わせたい塾が家の近くにあれば問題ありませんが、離れている場合に通塾する際の交通手段をどうするかも考えないといけません。娘は、家の近くの塾ではなく県内でもトップクラスの私立中学校の合格者を排出している塾に通っています。
車で最寄り駅まで10分、そこから電車で25分。電車は一人で乗って塾に通わせていますが、9割以上の人が車で送り迎えをしています。
通塾の移動手段は、親に影響を受けるので大切なところです。
会社から帰る時間が同じであれば、駅で待ち合わせて帰ることもあります。
ちょっと離れた場所の塾に通わせるなら、家族でどうするか話し合わないといけません。
娘は小学3年生から塾に通わせ、ずっと一人で電車に乗っています。何かあったら・・・と思うと心配ではありますが、携帯のGPSとセキュリティ用のGPSを持たせています。
駅に着いたら携帯で連絡することをルールにしてなければ、GPSで確認したり、連絡したりしています。
塾に入れば自動で到着メールが送信されてくるようになっています。娘は一例です。ご家庭の中で調整して行きましょう。