中学受験のために習い事やおけいこごとをいつ辞めるのか?
習い事やお稽古ごとをしているお子さんが多いですよね。女の子であればピアノ、水泳、英会話・英語、習字、ダンス・バレエ・体操が人気で、男の子であれば水泳、英語・英会話、サッカー、野球、ピアノが人気です。
掛け持ちで習い事をしている子供が多いですよね。娘もそろばん、英会話、塾と習い事をしています。そのため1週間で習い事が無い日は日曜日だけです。塾のテストなどがたまにある時は、1週間毎日習い事に行っていることになります。
複数の習い事を掛け持つ子供
水泳やダンス、サッカー、野球など習っている人でもプロになろうと思って通わせている人は少なく、どちらかと言えば親として子供に色んな可能性を高めて欲しいという親心からだと思います。そして、子供がやりたいと言った習い事も追加されていくことが多いですよね。
習い事やおけいこをすることは、子供の可能性を伸ばすために塾にも通いながら取り組みたいことです。
こどものやる気がある習い事は積極的に取り入れるのはいいと思いますが、親の気持ちだけで習い事を始めるのは、どうかと思いますが・・・。
結果、子供が楽しく習っているのであればいいですが、途中で行きたくなくなったり、飽きてきた場合には無理に続けることはしない方がいいと私は思っています。
習っても親が想像する成果は難しいのが現実
英会話教室に娘は通っていますが、楽しいと言うので幼稚園の頃から通っていますが、英語が話せるようになるかというと現実問題、無理ですね。英会話は、やっぱり環境が大切だと思います。
家の中でも家族全員が英語で会話をしたり、英語のテレビや本を読んだりして英語を覚える環境を作ってあげないと小学生の子供が英会話教室に通ったからと行って、親が思っているような結果は得られないと思います。
英語に慣れるという点ではいいと思いますが、英語を話せるようになるには、中学生や高校生になってしっかりと自分から勉強するようにならないと難しいですね。
小学生の頃は遊び感覚で英語に触れる程度に考えておいた方がいいです。
中には話せるようになるお子様もいますが、環境が違うと実感させられます。
親が英語を話せるので環境を作れることから英会話ができるようになる子供が多かったです。
中学受験に向けて、いつ習い事を辞めるべきなのか?
さて、ここで中学受験を考えているお子さんの場合、いつ頃に習い事を辞めた方がいいのかという問題が発生します。中学受験一本に絞って取り組むためです。
私が思うに週1回程度であれば、習い事は続けていた方がいいと思います。
子供が辞めて中学受験勉強に集中したいというのであれば、中学受験に集中させてあげればいいと思いますが、そうでなければ週1回の数時間程度であれば問題無いと思いますし、逆に勉強でのストレス発散をする場所ができるので、良い環境作りになると思います。
というのも、お兄ちゃんの時に我が家はそれを実感したからです。
小6になる前に、習い事をすべて辞めてしまいました。
これは親の判断からです。その時点では、子供が行きたいと言っていた私立中学校に合格するためには偏差値がまだ足りなかったので、勉強時間を増やした方がいいと思っていたからです。
習い事はストレス発散の場所になることが多い
でも、習い事をすべて辞めてしまってからは、偏差値が一気に落ちてしまいました。それも偏差値20も落ちたのです。親としてはショックです。
そのまま小6の11月頃まで偏差値40前後を推移しており、希望する私立中学の合格判定はすべてE判定です。
この偏差値が一気に落ちた原因は、勉強でのストレスを発散するところが無くなったこと、勉強しても勉強しても成績が上がらずに自信を失ってしまったこと。
これは、親が頭ごなしに「なんでこんな問題もできないの?」「昨日、やった問題でしょ!覚えてないの?」など、本人のやる気を出させるためにと思っていました。
私たち親も正直なところ、焦っていました。それまでの教育方針を忘れていたからです。
子供は褒めて伸ばすことが重要です。
これは子供に自信を持ってもらい、ちょっと生意気なことをいう程度がちょうどいいと思います。
でも、悪いことをした場合は、叱らないとダメです。
善悪はきちんと判断できるようにしないといけません。
なんでもかんでも褒めるという訳ではありません。