夏休みの自由研究テーマ!小学5年生が作った冷蔵庫いらずのアイス作り
子どもが通っている小学校では、自由研究のテーマは自分で選んでするというのが基本で、今年は何をしようか子供は悩んでいました。
氷の実験、メントスコーラ、塩の結晶作りなど理科実験や工作など色々と悩んでいましたが、食いしん坊な娘は「アイス作り」を自由研究のテーマに選びました。
自由研究の動機・テーマ
食塩と氷を混ぜると、冷凍庫のように温度が低く下がると勉強したので、この現象を利用して、冷凍庫に入れなくても、アイスクリームが作れるのか実践してみようと思いました。用意したもの
・卵1個
・ステンレスのカップ
・牛乳300ml
・お箸
・砂糖(50g)
・食塩(250g)
・バニラエッセンス
・泡立て器
・計量カップ
・氷(1kg)
・温度計
・ボウル
・ステンレスのボウル
食塩と氷を使ったアイスの作り方
1.黄身をかき混ぜる
ボウルに卵の黄身だけを入れ、泡立て器でよく混ぜます。
2.牛乳を加える
黄身をかき混ぜながら、牛乳300mlを少しずつ加えながら混ぜる。
3.砂糖などを加える
砂糖50g、バニラエッセンスを数滴、食塩少々を加え、さらにかき混ぜる。
4.容器に入れる
3をステンレスの容器の半分くらいまで入れる。
5.氷と水をステンレスボウルに入れる
大きなステンレスのボウルに、氷とボウル1/3くらいの水を入れ、食塩250gを入れて箸などでよくかき混ぜる。
6.アイスの素になるステンレス容器をかき混ぜる
食塩入りの氷水のボウルの中に4のステンレス容器を入れ、お箸で中身をよく混ぜる。
そして、固まるまでひたすら混ぜる!
サラサラな液体を、冷たいのを我慢しながら、氷の中に入れて混ぜる。
とにかく混ぜる!
10分くらい経つと、ステンレス容器の周りから固まってきた。
研究の結果
約20分間、かき混ぜ続けてアイスクリームの完成!
考察
氷は、水になる時に、周囲から熱(融解熱)をうばい、食塩が水に溶けるときにも、やはり周囲から熱(溶解熱)をうばう性質がある。
それぞれ熱をうばうことの相乗効果によって、温度が0度以下に下がり、アイスクリームが固まる!
また、このように2以上の性質を混ぜて、低い温度を作るものを「寒剤」という。
この実験で使った食塩と氷では、-20℃くらいまで冷やすことができた。
感想
冷凍庫を使わずに食塩と氷だけでアイスクリームを作れると分かりました。そして、温度計の温度がどんどん下がっていったのでビックリしました。
その後も思った以上に0℃以下が続いていたので驚きました。
次は、食塩や氷の割合を変えるとどうなるのか、調べてみたいです。
アイスクリームは美味しかったです。
私も試してみました。楽しくできました。