小学生の女子の反抗期 親はどう対応したら良いのか?
子供の反抗期。反抗期がないお子さまもいるようですが、小学4年生の10歳の娘は反抗期です。
何を持って反抗期と判断したのかというと、
- 「うるさいな」という言葉
- 親を見下す態度
- 自分を主張することが強くなった
反抗期の子供の親の対応の仕方
今までは、自分自身に自信がなく、親を頼ることが多く、親のいうことを比較的素直に聞いていた娘ですが、小学4年生になり、徐々に自信を持ち始め、行動も自分で決めることが多くなってきていました。そして、親が何か口出しすることに対して、文句を言ったり、ため息をついたり、返事をしなかったりという態度が目立つようになり、反抗期になってきたと実感しました。
でも、反抗期は裏を返せば、娘自身に自信ができたことから芽生えるもので、娘の判断で行動し、判断する大人への第一歩だと思っています。
人として成長しているのだと喜んであげることがいいと思います。その上で、しばらくは口出しすることをやめるといいです。
娘には娘の考えが出てきて、親が「あ~だこ~だ」言ったとしても聞く耳を持ちませんし、好きなようにやらせたらいいと思います。
それが、他人に迷惑になる行為でなければ。
親としてみれば、今まで大きく成長できたのは親の私たちがいたからでしょ!生意気なことを言って!という気持ちも分かります。
しかし、よく考えて見て下さい。
ずっと親のことを聞いてばかりいる子供のことを。
親の言うことを素直に聞いている子供の何がいけないの?と思っているなら、私はちょっと過保護ではありませんか?と言いたいです。
親の言うことを素直に聞くことだけではいけませんよね。
年齢を重ねていくことで年相応の考え方や行動を身に付けていかなければいけません。
自立心が育たないのでは無いかと思うのです。
親の言うことを素直に聞いて行動することは、親にとっては楽ですが、子供はいつまで経っても自分の考えが無かったり、言えなかったりしている状況だと思うのです。
それに、小学6年生の中学受験の時に、自分で考えて勉強することが出来ないようでは、私立中学校に合格したとしても、中学入学後、苦労するかも知れません。
この件については、「 勉強は自分で考えて、自分で調べることが中学受験には必要 」の記事をご覧下さい。
自分の子供の頃を思い返してみる
自分が子供の頃のことを思い出してみると、同じようなことがありませんでしたか?その時のことを思い出してみると、今の子供の状況も分かりますよね。親が口出ししたり、怒ったりすれば、さらに反抗的な態度になることがあります。
だから、何もしないのか?という訳ではありません。反抗期は子供が自立するための通過点だということです。
その自立しようとしている子供を親の言葉や行動で抑えつけることはせずに、自立しようとしていることを親が助ける立場になるべきだと思います。
なので、反抗的な態度を取ったからといって怒ったり、怒鳴ったりしない方がいいです。
「あなたの考える通りにしてみなさい」と言ってあげればいいのです。
子供が選ぶ洋服が気に入らなくても、それを認めてあげてることが必要です。
その上で、この色と組み合わせた方がいいとか、ファッションに関するアドバイスをしてあげるのです。
その時にきちんと説明してあげることが必要です。
子供が納得できるように説明してあげることが重要です。
詳しく話をしてあげれば、子供も理解力が付いているので、気持ちを分かってくれます。
反抗期の子供にしない方がいいことは怒ること
反抗期の子供にしてはいけないことは、怒ることです。- 「その口の利き方は何!」
- 「そんな態度を親にするな!」
- 「ぶつぶつ文句を言わない!」
- 「何、親を睨んでるの!」
- 「はい、はいってどういうこと」
- 「何、ため息ついてるの!」
子供自身が自分で立ち上がり、行動を始めたのです。
その芽を親が摘んでしまうのはもったいないです。
少し距離を空けて様子を見てあげるといいです。
この距離感が難しいですが、少し親が引いておくと、子供は困ったときには、親を頼ってきます。