中学受験に向けた小学生の社会の勉強の仕方
小学生の子供から理系が好き、文系が好きという子供に分かれます。
比較的、算数が好きな子供は社会が嫌いだったり、社会が好きな子供は算数が嫌いだったりします。
覚えたり、暗記したりすることが好きな子の方が、社会が好きな傾向にあるように思います。
ノートまとめを学習に活かす方法
暗記したり、覚えたりすることは、よく教科書や参考書、プリントをノートにまとめで「まとめノート」を作っている子供は多いと思います。お母さんやお父さんも学生の頃に、まとめノートを作っていたことがあるのではないでしょうか。
私は、作っていましたね。単語カードとかも・・・。
このまとめノートを作ることは、いいことなのですが、子供はまとめノートを作ること、書くことで満足してしまい勉強がこれで終わってしまうのです。
まとめノートは作ることが出来てから役立つノートです。
まとめノートは、何度も読み返して、抜けていた部分を追加したり、重要な箇所や問題によく出ることをマーカーや赤ペンを使って活用することに意味があります。
今は、参考書や塾で提供されるテキストに、見やすくポイントだけをまとめた表がありますので、それを活用して覚えていくのでもいいと思います。
- 覚えるためには、様々な記憶術がありますよね。
- ひたすら書いて覚える
- 単語カードを使って覚える
- 連想しながら覚える
- 復唱しながら覚える
我が家では、家族全員でクイズゲームをしながら覚えています。
例えば、「雨が多く冬も温暖な沖縄などに見られる気候を何と言いますか?」「縄目の文様がついている土器を何と言うか? 」と、どんどん問題を出していき、家族で答えを言い合います。
人数が多ければ勝ち抜き戦にして、優勝したらおやつをあげだり、すごろく形式にしたりして、楽しく覚えるようにしています。子供はご褒美が欲しくて必死に覚えます。
娘が一番気合の入るご褒美はマックでランチです(笑)。
嫌々するのではなく、楽しく勉強して覚えたほうがいいですよね。
でも、このクイズ形式だと書くということをしないので、漢字の確認ができません。
書き取りテストも一緒にしないと漢字を間違えていたり、書けなかったりします。
クイズが終わったら、その問題の解答を紙に書く練習をしています。
社会でも記述式の問題が増えている
社会の中学入試の問題は、選択式だけでなく記述式も増えてきています。例えば、「世界遺産に登録された富士山が抱える問題と対策にはどんなことが考えられますか?」と、考えて解く問題でなく、知らないと解けない問題が多くなっています。
この記述式の中学受験の問題策は、書くことが1つです。
この書くことについては国語の勉強法でお話しているのでご覧下さい。
⇒ 中学受験に向けた小学生の国語の勉強の仕方
日頃から情報を得る機会を持たないと答えようがありません。
そのため、子どもとの日頃からの会話が重要になりますし、中学受験のためでなくても、会話をする、話題について話すことで、子供が時事問題に触れる機会を持って行きましょう。
新聞やニュース、最新の話題について親と子供で話しているうちに、自然と子供に考える力がついてきます。
子供からも話をしてきてくれるようになります。
子供の話が間違っていても否定しないで最後まで聞いて、間違っていれば、それを教えてあげましょう。
地理問題は早くから覚えておくと楽
地理の中でも地図については、早くから覚えておいた方が楽です。特に日本地図の47都道府県の位置や県庁所在地は小学3年生の頃から繰り返し覚えておくといいです。
都道府県を覚えたら、次に白地図を利用して、漢字を覚えていきながら書き込み、各都道府県別がカードに書かれて形や面積、特産物などを覚えるためのカードゲームがあります。
これも利用すると家族で楽しく覚えることができます。
我が家では、お風呂で日本地図を覚えていました。
お風呂で使える温めると答えが見えるようになる地図を購入して1年間継続して覚えました。
もちろん県庁所在地もです。カードゲームは、大人でも難しいです。この形は何県だろう?と考えてしまいます。
小学生の社会の勉強の仕方のポイント
- まとめノートを作ったら、活用する。
- とにかく覚えることが必要で、楽しく覚える。
- 記述問題は日頃の会話で補う。
- 日本地図は早くから覚えておく。