卒業式のPTA会長挨拶例文|生徒に自信を与える祝辞で
小学校の卒業式のPTA会長またはPTA代表挨拶で話す祝辞の内容について紹介します。
感動を呼ぶ祝辞を紹介しているつもりですが、あくまでも例文なので、文章構成や最低限押さえておくべきポイントと一緒に、3つの文例を紹介したいと思います。今回は「生徒に自信を持たせることを伝える挨拶」を考えた文例を紹介します。
卒業式挨拶文を考えるときのポイント
ポイント1個人の成長ではなく、クラスや学年全体で成長してきたことを強調して、過去を振り返るといいです。
ポイント2
PTA代表として学校関係者への感謝の言葉と、卒業生への今後の指導を踏まえた一言メッセージを添えてみました。
ポイント3
最後を締めくくる言葉が、学校側への言葉で終わらせる人がいますが、卒業式であることを考えると、最後には卒業生に向けた気持ちの伝わる話しネタで。この最後の卒業生への話に入る時は、間を取り、視線を卒業生に向けてから話しかけるといいです。
卒業式でのPTA会長またはPTA代表挨拶の例文
【卒業生や保護者へのお祝いと入学当時のこと】皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。そして保護者の皆様、お子様のご卒業、心よりお喜び申し上げます。6年前の4月、皆さんはこの◯◯小学校に入学しました。おうちの方に手をひかれ、大きなランドセルを背負って、校門を入ってきましたね。1年生のときのことを、覚えていますか?クラスはどんな様子だったのでしょう。知らない友だちばかりで、なかなか話ができなかったり、すぐに泣いたりしていた人もいたかもしれません。ずっとおしゃべりばかりしていた人もいたかもしれません。先生や上級生に何か言われなければ、自分たちで考え、行動することは難しかったでしょう。
【卒業生への称賛と期待】
それが今年は、最上級生として下級生をまとめるようになり、今日は立派な姿で卒業式に臨むまでになりました。卒業証書を受け取る姿はとても堂々としていて、心から頼もしく思いました。そうです。この6年間で、皆さん一人ひとりが確かに大きく成長したのです。そのことに自信を持ってください。これから中学に入って、はじめはうまくいかないことも多いでしょう。でも焦ることはありません。じっくり時間をかけて、さらに大きく成長してほしいと思います。
【学校へのお礼】
最後になりましたが、子どもたちをあたたかくご指導いただきました先生方に、厚く御礼申し上げます。そして、どうかこれからも子どもたちを見守っていただきますよう、お願い申し上げます。皆さんの中学での活躍をお祈りしています。おめでとうございました。
まとめ
知らない人はいないと思いますが、世界的人気作品であるハリー・ポッターの著者のJ・K・ローリング氏が超名門校のハーバード大学の卒業式で行なったスピーチは参考になります。小説家の語彙の多さや言い回し方、話の掴み方、間の取り方、相手の心を掴む話し方など、参考になる箇所がたくさんあります。笑いや拍手の起こるスピーチを是非、卒業式でしたいですね。
ご紹介する動画の中で、失敗に関する実体験の話は、共感できる話ですので是非、視聴してみてはどうでしょう。