割合の苦手を克服して成績アップを目指す!3つの教え方
家で子供に割合の問題を理解させることが結構大変でした。
でも、割合の問題は小学生だけでなく中学・高校・大学まで勉強が続き、小学生の間でつまづいてしまうとこれからも苦手意識を持ってしまうかも知れません。
そのため、小4の娘にも分かりやすいように工夫して割合の問題を教えました。
生活の中で、例えられることを中心に話をして、絵や図を使って説明してみました。
割合の感覚をつかむための3つの方法
比べる数の大小や量の比べたり、速さなどを身近にあるもので比べる習慣をつけるようにしてあげます。身近な生活の中で、数字の大小を比べたり、量を比べたりして感覚を身に付けていくのがいいと思います。
数の大きさを比べてみる
画像の様な例題の倍数の関係は、8から4を見れば0.5倍ですが、4から8を見れば2倍の関係になります。数を比べる際には、視点を変えて見ることが割合の感覚を養うのに必要なことです。
ものの量を比べてみる
ペットボトルの中身を大きな鍋に移して、5つのグラスに均等に分けるなど、形を変えて行ない見た目だけでなく手にとって重さも実感できるようにイメージすることができるようにします。実際に量を計ってしてみることで、分かりやすくなります。
分ける
食べ物やカードなどを分けるという問題で、半分にしたり1/4にしたりという感覚が分かるようにします。分けられたものと最初にあったものを比べてみたりします。また、均等に分けるのではなく、1:2とか変化を付けるのもいいです。
例題
ロールケーキを3つに分けると、1/3になります。1/3に切ったケーキをさらに半分に切ると、1/6になります。1/3に切ったケーキが自分のお皿に乗ると、子供はそのケーキを1個と考えますが、実は元をたどれば1つのロールケーキを3つに切った内の1つであり、1/3個であるということを知ってもらうことがココでは大切です。
ポイントは、切り分けたことで分数の感覚を覚えてもらうことが大切です。
拡大または縮小する
比例の感覚を身につけるには、図解が分かりやすいです。図形のある辺を2倍、3倍にしたときに他の辺はどうなるか、面積はどうなるのか、見た目の感覚を理解するのと同時に、定規で実際に計って確認してみることで視覚的に感覚を覚えることが大切です。
例題
同じ形を維持するなら、縦・横・斜めのどの辺を2倍にしても、ほかの辺も2倍になります。2倍になった時の面積はどうなるのか?など気になることをお子さまと一緒に確かめて見るといいです。
1つの辺を2倍にすると、ほかの辺も2倍になります。
成績アップに繋がる割合の学習法
- 算数が苦手になるキッカケを知ってる?
- 苦手になるキッカケを簡単にする分類法
- 苦手を克服して成績アップを目指す3つの教え方
- 理解できたら、もっと簡単に解けるある方法を学ぶ
- 応用問題も簡単に解ける!中学受験生必見の解き方
- 問題を解くスピードをアップさせる簡単な方法