小学校卒業式の保護者代表挨拶|感謝と抱負を伝える例文
小学校卒業式での卒業生保護者代表挨拶で話す謝辞の内容について紹介します。
卒業生の保護者を代表して述べるお礼の挨拶です。学校関係者へのお礼と卒業生への祝福と応援についての「感謝と抱負を伝える挨拶」の文例です。
あくまでも例文なので、文章構成や最低限押さえておくべきポイントと一緒に、3つの文例を紹介したいと思います。
他の2つは、「 感謝する気持ちの大切さの文例 」と「 皆で見守り支えていくことを伝える例文 」です。
卒業式での保護者代表挨拶の例文
歓送のお礼 | 本年度6年生の卒業に際し、本日このようにすばらしい卒業式を執り行っていただき、ありがとうございます。また、来賓の方々にはあたたかいお祝いの言葉をいただき、心より感謝申し上げます。卒業生の保護者を代表いたしまして、ひと言御礼申し上げます。 |
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思い出と指導のお礼 | 6年前、この◯◯小学校の校門をくぐったときは、親も子も、これから始まる小学校での生活に、期待と不安でいっぱいでした。どちらかといえば、ちゃんとやっていけるだろうかという不安のほうが大きかったかもしれません。それが、先生や上級生のご指導により、毎日楽しそうに学校に通うようになり、苦あり楽ありのさまざまなことも乗り越え、本日を迎えるに至りました。思い返せば、この6年間はとても長かったようであり、短かったようでもあります。ただ、こうして並んでいる子どもたちの姿は、6年前とは比べようもないほど、身体も心も大きく成長しております。これも、6年間あたたかく見守り、時には厳しくご指導くださいました、校長先生はじめ、先生方、職員の方々のおかげと存じます。ただただ、感謝のきもちでいっぱいです。 |
これからの抱負 | 子ともたちと同時に、私ども親もたくさんのことをこの小学校で学ばせていただきました。中学に通うようになっても、親子ともにこの小学校で学んだことを忘れず、生かしていきたいと存じます。6年間、お世話になり、本当にありがとうございました。 |
ポイント
冒頭の挨拶は、季節の挨拶を入れる必要はありません。卒業式を執り行ってもらったこと、祝辞への感謝をまずは伝えます。学校側への挨拶、来賓の方への挨拶をするときは、間を取り、そちらを向いて話をします。
6年間、子供たちを見守り、成長してきたことへの学校関係者への感謝することが一番伝えたいポイントです。事例や思いを心を込めて、自分の言葉で話すといいです。
保護者代表謝辞で季節の挨拶文は必要?
「早春の候、ようやく寒さも緩み春らしくなって参りました。」など、挨拶を始める方もいらっしゃいますが、特に必要はないと思います。参考の例文のように始めるほうが、聞きやすいと思います。