PTA役員・委員やりたくない時の上手い断り方と下手な断り方
PTAの役員や委員をするのが嫌だ!という人は多いですよね。
役員・委員決めに参加しない人もたくさんいます。結局のところ、大変な学級委員やPTA会長などは「やります」という人は少ないため、前年度の役員や委員の人が、やってくれそうな生徒の保護者を1軒1軒訪問してお願いしにきます。
そんな時に、どう上手に断るか・・・
断り方には気をつけて
PTA役員・委員をやりたくない人ばかりです。PTA役員・委員もそれは分かっていますし、逃れる人がいるので委員や担当人数を増やして6年間で必ず1回はPTAの役員や委員を持ち回りにするようなことになっていきます。
高学年になればなるほど、逃げることが難しくなります。一度経験した人は免除されることが多いので、6年生になると必然的にPTAの役割が回ってくる学校もあります。
できれば、「適当な理由」や「ウソ」で断るようなことはせずに、引き受ける方向で考えて見て下さい。
「適当な理由」や「ウソ」で断ると、保護者の間で話が広がることがあります。
引き受けてから断るのはルール違反
一度、引き受けた後に辞退するのは辞めましょう。よく考えたら、自分に全うできるか不安で・・・というのは理由になりません。はじめて引き受ける人が大半のなかで、不安を抱いていない人はいません。
引き受けたあとに、転勤が決まったとか、妊娠が分かったという誰もが納得する理由がなければ断ることはやめましょう。そのあとの保護者間での付き合いもしづらくなります。
私がPTA委員を担当した時に、妊娠が分かった人がいましたが、その方は、体調が良ければ参加するということで1年間PTA活動に参加していました。体調不良や出産後は参加することが難しいのでPTA委員でカバーすることに話し合いで決めたということがありました。
皆が納得する断り方
・PTA役員を担当した経験があります。PTA役員・委員経験者は選出する時に、選考メンバーから免除されることが多いです。
・妊娠中なので出来ません。
妊娠中の方は、体調面や出産後の大変さは重々分かっていますので免除されます。
・未就学児童がいるので今はできません。
3歳未満のお子様がいる場合には、選ばれることが少ないです。でも、保育園や幼稚園に通うようになると選出されます。
・親の介護で難しい。
同居している両親の介護であれば断る理由になります。ただし、実家の母が・・・など適当な理由は避けましょう。
・母子家庭で低収入、生活するために仕事を優先したい。
PTA活動に参加する時間に報酬は発生しないので無理強いはできません。ダメだというのであれば、その分の生活費を保障してくれますか?と伝えればいいと思います。
・持病や精神的病気があるためできない。
PTA活動に参加することができない病を持っている場合は、出来ないといいましょう。それでも納得してもらえない時は校長先生や教頭先生など、相談できる人に話してもらうといいです。
・前の学校で役員をやっていたのでやりたくない
転校生の保護者であれば、以前の学校でPTAをやっていた人はいると思います。それを良しとしてくれるPTAもありますので、伝えるといいです。
下手な断り方
「適当な理由」や「ウソ」で断ることはやめましょう。その時は、分かった振りをして諦めてくれるかも知れませんが、やりたくないということが分かると、あっという間に、「◯◯さんは、こんな理由で断ってきた」という話になります。
近所付き合いも難しくなるので、安易な断り方は危険です。
・引っ越ししてきたばかりで分かりません。
断る理由になりませんよね。PTA活動に参加することで、学校側とも保護者とも関わりが持てるのでいいですよと断れなくなるかも。。。
・引っ越しの予定があるかも知れないので。
確定では無く予定なので、いつ頃引っ越しするの?と聞かれることも。また、引っ越しするまででいいので引き受けてくれますか?と私なら切り返します。
・転勤が多いので途中で外れることになると迷惑を掛けるので。
会社に勤めていれば転勤はあるはず。未確定のことなので断る理由になりません。転勤が決まるまでなら出来ますよね。転勤が決まったらその時、後任を考えましょうと言われたらどうしますか?
・仕事をしているので出来ません。
仕事をしているお母さんが大半です。それを理由に断ることは難しいです。正社員として働きながら、PTA役員・委員をしている人や前例があるなら断ることは難しいです。
・体調がずっと悪くて休みがちになると迷惑を掛けるので。
定期的に通院している場合には、その旨を伝えるといいと思いますが、やりたくないから体調不良を理由に断るのは、のちのママ友との交流にヒビが入るかも知れません。
・夫とも相談した上でやはりお引き受けできません。
誰かを使って都合よく断る方法です。何で引き受けてもらえないのか突っ込まれます。ただ、旦那さんやお母さんがダメという理由は正当な理由になりません。
・共働きなので、すみません。
月に1回程度の集まりで、夜、集まることが多いので、その時だけでも早く帰ってきて参加している人もいると断る理由になることが出来なくなりますが。
まとめ
PTA役員・委員をやりたくないという気持ちも分かります。でも、参加してみたら楽しかったというPTA役員・委員もいます。それにPTA活動はママだけが参加するものではなく、パパも参加して大丈夫です。
私の時も、パパが替わりに来ていたところもありますし、初めからパパが参加していたところもあります。ただ、母親が多いのは事実です。
皆で集まって、話をして、より良いものを作ろうと一丸となって活動を進めていると、楽しくなってきます。
確かに大変なこともあります。でも、経験することもいいことと思い、前向きに検討してみては如何でしょうか。
やりたくないが為に、伝えた適当な理由やウソは、本当に広まります。それは、親だけでなく、子供の間にも広がっていきます。