家庭でできる小学6年生の自由研究!氷の不思議実験
小学6年生の子供と一緒に大人も楽しめる自由研究を紹介します。
一人で何でもできる学年になってきましたよね。だからこそ、子ども自身が自分で色々と発見できる科学実験みたいな理科をテーマにした課題をしてみるのもいいと思います。
夏休みの自由研究テーマが学校から指定されていることもあり「この中から選んで自由研究をして下さい」というケースもあるようですが、ほとんどの場合、自分たちでテーマを選んで自由研究を行なうのが一般的です。
男の子でも女の子でも簡単にできる理科の科学実験を紹介しますね。
氷の不思議実験
氷は水に入れたら沈む?浮く?
コップの水の中に氷を入れると、氷は沈む?それとも浮く?
1.氷は水より重いので沈む
2.氷は水より軽いので浮く
3.氷と水の重さは同じで水の中央にある
答えは、2の浮く
水と氷の体積の変化と重さを比べてみる
透明の同じコップを2つ準備し、それぞれに同じ量の水を入れ、油性ペンで水の位置に印を付けます。
片方は冷凍庫で凍らせ、凍らせていないコップの水の量と違いがあるかを確認しましょう。
位置が違う場合、水を足して、氷と水の重さを量ってみよう。重さに違いがあるかな?
食用油を凍らせてみよう
製氷皿に食用油を入れて凍らせます。
凍った固体の食用油を、液体の油の中に入れてみるとどうなるかな?
1.固体の油は液体の油より重いので沈む
2.固体の油は液体の油より軽いので浮く
3.固体の油と液体の油は同じで液体の中央にある
答えは1の沈む
水と氷と油の重さを比べてみる
透明カップに水を入れてから、食用油を入れます。
水と食用油が2層に分かれたら、その中に氷を入れます。
入れた氷はどこにあるかな?
答え、氷は水と油の間に浮かぶよ。
水と油では、水のほうが重いから、水が下、油が上の2層になります。そこに氷を入れると氷は水の層と油の層の間に浮かびます。
ということは、氷は水より軽く、油より重いことがわかります。
氷の温度って何度?
冷凍庫で凍らせた氷の温度を測ってみよう。
アイスピックと料理用のデジタル温度計を準備します。
氷の真ん中に、アイスピックで穴を開けます。穴は温度計を指すための穴なので、差し込める程度の穴を空けます。
氷に穴を開けたら、温度計と一緒に冷凍庫に入れます。この時点では氷の穴に差し込まないでいいです。
30分くらいで取り出し、氷に開けた穴に温度計を入れて温度を測ります。
表面の温度と中心部の温度を測ったり、時間による温度の変化などを観察しましょう。
氷の温度は何度だと思う?
1.氷の温度は0度
2.氷の温度は、冷凍庫の温度と同じ
3.氷の温度は、冷凍庫と0度の間
答えは2です。
氷の凍り方も調べると面白いよ。
最後に・・・
氷の実験はいろいろと楽しむことができます。・0℃の氷と100℃のお湯を混ぜると何℃になる?
・濃さの違うシロップ水の凍り方比べ
・食塩水と砂糖水の凍り方比べ
・色つき水の凍り方を調べよう
・水が凍る瞬間を見てみよう
・どの氷が早くとける?
などの実験がありますので、実験してみるといいと思います。
参考になるサイトは、「自由研究テーマとまとめ方」。
6年生にあった自由研究を選んであげることが大切です。子供のための自由研究ですからね。
小学6年生向けの自由研究キットも多くありますので、そちらを購入して自由研究を行なったり、自由研究の本もたくさん出版されていますので、そちらから選んでもいいと思います。
すごい