成蹊中学校受験!偏差値・入試問題過去問傾向・評判はどうなの?
成蹊中学校受験をする際に、成蹊中学校の偏差値・評判・教育方針など気になることが多いと思います。成蹊中学校の情報を集めましたのでご参考まで。
偏差値 | 倍率 | 奨学金 | 特待制度 |
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成蹊中学校の評判
1906年 私塾「成蹊園」開塾1912年 成蹊実務学校を創設
1914年 成蹊中学校開校
1947年 新制成蹊中学として発足
手を組み、目を閉じて精神を集中させる。これは、創立者中村春二が考案した独自の精神集中法です。
「精神を集中させ、それを持続する習慣を養うことは教育の徹底に不可欠である」という創立者の教育理念を継承し、毎朝の朝礼で凝念を行い、授業への集中力を高めています。
国際的な視野の獲得やキャリアに対する意識の醸成、情報化の流れに対応する能力の向上など、一人ひとりが誇りを持って社会の発展に貢献できる力を養う環境づくりに全力を注いでいる学校です。
成蹊中学校の教育方針
・6年間を3つの学習ステージに設定し、基礎力、応用力、実践力をみがく中高6年間の一貫教育・学習目標の設定、教科間の連携強化により、生徒の学習に対する習慣を確立
・教科内容の細分化に対応した専門教員の指導により、基礎能力の向上を目指す
・1クラスの生徒数は中学2年からは38名程度、高等学校1年からは41名程度
・中学3年では、国語・社会・美術の授業を通じて総合的に事前学習を行い、京都・奈良への修学旅行を実施
・高等学校3年では進路に合わせた18種類のコースを設定
・国際特別学級(1995年国際学級と改称)を設置し、一貫して帰国生を受け入れ
・帰国生向けの「帰国生英語特設クラス」で英語の授業が行われ、再入学制度もある
・定期的な試験が年に5回あり、厳正に実施
・小テスト、作文、実験レポート作成、作品制作などが日常的に行われる
・「夏の学校」(1・2年)と「修学旅行」(3年)などの校外授業も積極的に実施
・「夏の学校」では自然の中で理科、芸術、社会科などの体験学習や登山
・「修学旅行」(4泊)は日本文化の原点を現地学習するために奈良・京都
・1年生の英語では小学校での英語学習経験に応じて、1クラスを2つに分割して授業
・交換留学制度は、アメリカ東部の名門校セントポールズ校とは60年以上、オーストラリアのカウラ 高校とは40年以上の歴史
・短期留学では、2003年よりカウラ高校と、イギリスのケンブリッジ大学ペンブルックカレッジへのプログラム
・学校公認のプログラムで留学した場合は、留学中の単位を認定
・個性を大きく育てるために進路指導部を設け、生徒の目標の設定を支援・指導
・成蹊高等学校への内部推薦制度でほぼ全員が成蹊高等学校に進学
・成蹊大学へは、卒業生全体の3割から4割の生徒が内部推薦で進学
成蹊中学校の過去問出題傾向
成蹊中学校に入るためには、入試問題の出題傾向を把握して中学受験対策を取る必要があります。《国語》
物語文と論説文の2題構成。論説文はやや難しいです。接続語・空欄補充・書き抜きや記号選択の設問もありますが、3分の2以上は「説明しなさい」という形の記述問題です。素材文は、論説・説明文が1題、小説・物語文または随筆文が1題という組み合わせが多く取り上げられています。
《算数》
計算問題2問、一行問題5問、大問5題の構成。一行問題は基本から標準レベルなので、確実に正解したい。大問は和や差、割合、速さなどの文章題が多く出題。図形は、毎年2~3題出題されています。内容としては、面積・体積、展開図、点の移動などが取り上げられます。まれに、作図問題も出題されます。
《社会》
大問2題構成。大問の1つは歴史(明治時代以降が頻出)、もうひとつは公民(時事を含む総合問題形式)が中心に出題されます。地理の大問は出題されていませんが、地理の知識をきちんと持ち合わせていないと解けない問題も出題されています。歴史はハンセン病について、資料をもとに考えさせる出題でした。政治は検察審査会について問われました。
《理科》
大問4題で生物・物理分野から各1題、化学分野から2題の出題。生物分野はカイコ、物理分野はてこ、化学分野は水の状態変化・水溶液の分類が出題されました。解答形式は、用語・数値記入式と記号選択式が大半です。最近では、記述式の解答のウエートが高まっています。また図を用いて答えるものも出題されています。過去問題の演習で問題の傾向を十分に知り、慣れておくようにしておきましょう。
成蹊中学校のその他情報
・学校説明会の日程・受験日、試験日、入試日程、合格発表
・面接の有無
・受験料、入学金、授業料などの学費費用
に関しては、以下の 成蹊中学校公式ホームペーシをご確認下さい。
成蹊中学校公式ホームペーシ