学習院中等科受験!偏差値・入試問題過去問傾向・評判はどうなの?
学習院中等科受験をする際に、学習院中等科の偏差値・評判・教育方針など気になることが多いと思います。学習院中等科の情報を集めましたのでご参考まで。
偏差値 | 倍率 | 奨学金 | 特待制度 |
---|---|---|---|
学習院中等科の評判
【学習院中等科の紹介】1847年 京都に公家の学問所である学習院開講
1849年 孝明天皇より「学習院」の勅額が下賜され、正式名称となる
1877年 明治天皇によって、主として華族の子弟の教育を目的に東京神田錦町に開校
1947年 宮内省の管轄を離れ、私立の学校法人学習院として発足
最古の伝統に支えられ、最新の設備を導入し、最高の施設を整備・拡充している学習院中等科では、「ひろい視野」と「たくましい創造力」と「ゆたかな感受性」をそなえた青少年の育成を目指し、緑豊かな環境の中で、目標に向かって努力することを指導の柱としている学校です。
学習院中等科の教育方針
・数学、英語では約20名の少人数で授業・理科教育にも力を入れており、時間数は私立平均を大きく上回る授業数を確保
・広いグランド、体育館、プール、武道場を利用した体育の授業
・総合学習、芸術鑑賞会などによって中学生としてバランスの取れた力をつける
・古典の世界に親しむ一環として、「小倉百人一首」を学習
・環境問題をはじめ時事的な事柄を取り上げ、ディベートやパネルディスカッション
・詩の群読やスピーチの機会を数多く設けて、音声による表現活動にも積極的に参加
・心の成長のアルバムとも言える「読書記録」を全員提出
・作文指導に力を入れ、各種作文コンクールで、個人で優秀賞&団体で学校賞を受賞
・俳句、川柳、物語、短歌、詩等の創作指導
・広い敷地、十分な施設・設備に恵まれ、また専門の教員や大学生、社会人OBが指導にあたるクラブ活動は活発に活動
・登山、水泳、スキー、長距離歩行、体験学習とバラエティに富んだ校外教育
・春季休業中を利用してニュージーランドの中高一貫校での短期研修プログラムを開始
・アメリカの協定校であるセント・ポール校との交換留学プログラム(1年間)
・クラッシックコンサート,落語や狂言などの日本古典芸能,芝居,ミュージカルなど3年間でさまざまな芸術を鑑賞
・毎年「OBと共に語る」と題し 各方面で活躍されている卒業生の方々に話をお聞きする
・カウンセリングルームが設置され、臨床心理士の資格を有するカウンセラー2名が生徒や保護者の相談に対応
学習院中等科の過去問出題傾向
学習院中等科に入るためには、入試問題の出題傾向を把握して中学受験対策を取る必要があります。《国語》
物長文読解2題の構成。随筆文、小説・物語文、論説・説明文のなかから2題取り上げられます。記述は1問15~70字の7問で、総字数は約310字と多いです。書き取りは15問。文脈に則した丁寧な読み取り、理由と結びつけた読解が大切になります。図表の読み取りをさせて解答させるなど、ユニークな出題も目につきます。
《算数》
計算問題4問、一行問題3問、大問4題の問題構成。平面図形や数に関する問題が頻出です。計算量の多さと、解答用紙に途中式や考え方も書かせる問題が多いのが本校の算数の特徴ですので、普段から練習しておきましょう。また、後半の大問では思考力を要する問題も見られるので、時間配分に注意しつつ、できる問題から優先的に解き進めることが大切。出題単元は『図形』『数の性質』『場合の数』『速さ』などが多くなっています。
《社会》
例年通り大問4題構成で、地理・歴史・政治と各分野からまんべんなく出題されますが、やや歴史分野にウエートが置かれています。大問1は中国地方の特色。大問2は横浜の開港について、大問3は文明開化の出来事について、大問4は貿易に関して問われました。記述問題が5題出題されており、基礎知識の定着度と、さまざまな事柄を体系的に理解できているかや、用語などの正確な理解が求められます。
《理科》
大設問7題で、物理分野3題、生物・地学・化学分野から各1題ずつ、時事問題の小問集合が1題の出題。『物質とエネルギー』からの出題が約半分を占め、次に『地球と宇宙』から出題が多くなっています。実験・観察のデータを表やグラフにして問う問題や、計算問題が多いのが特徴で、物理の思考問題には十分な対策が必要です。
学習院中等科のその他情報
・学校説明会の日程・受験日、試験日、入試日程、合格発表
・面接の有無
・受験料、入学金、授業料などの学費費用
に関しては、以下の 学習院中等科公式ホームペーシをご確認下さい。
学習院中等科公式ホームペーシ