友達関係のトラブルを解決するための3つの方法
小学生になり、仲の良い友達も増えてきます。
そうすると、少なからずトラブルが発生してくるのは仕方ないことです。
子供だから人間関係のトラブルは単純だろうと思っていましたが、実際にはそんなことはありません。
難しさは大人以上かも知れません。
親が知らないだけでトラブルは起こっている
- 友達から仲間はずれにされているみたいだけど、元気が無いのはそのせい?
- お友達とのトラブルが最近あったんじゃないかなぁ?
- いつも同じ子のことで悩んでいるけど、どうしたのかしら?
- うちの子が悪いのかしら?はっきりしなくてもどかしい
- いつも一緒に通学する子と行かなくなったけどどうして?
- 遊ぶ友達が変わったけど、何かケンカでもしたのかしら?
- 元気が無いのはなぜ?
- ノートとか教科書を見せようとしないのは、いじめにあってるのかしら?
実際に、トラブルが起きているのかどうかは、この時点では分かりませんが、何かしらの変化があることに気が付いていると思います。
子供はペラペラと親には話をしない
- 親に相談すると「何でケンカしたの」と言われてうるさいから言わない
- 親に相談しても「あ、そう」で終わるため、相談する気にならない
- 親に話さないで、ぬいぐるみに本音を話している
- お母さんに話すとすぐに先生に言うから相談できない
- すぐに怒鳴るから言いたくない
- 真剣に話を聞いてくれないから嫌だ
- 悪いのは自分だとすぐにお父さんは言う
- よく考えろ、なぜなんだと質問攻めにしてくる
友達関係のトラブルを解決するための3つの方法
1.子供の気持ちを共有する子供が悩みやトラブルを持っているようであれば、話を聞き、子供の感情に共感することが大切です。親は早く問題を解決したくて、「じゃ、どうするの?」「どうしたらいいと思う」「誤ってきなさい」などと言ってしまいますが、子供の困っていることに対して「辛いね」「大変だよね」「分かるよ」と共感してあげます。
子供が感じている気持ちを一緒に受け止めてあげるという、親の対応が必要です。これは、大人もそうですよね。誰かに共感してもらいたいと思いますよね。子供も同じで、まずは共感してあげることが心を開く第一歩です。
2.語彙の少ない子供のフォローをする
友達とのトラブルが複雑な場合、子供の表現力だけでは対応できないことが多くあります。子供が言いたいけど、うまく表現することができないような場合には、「こういうこと?」「こういう意味だったんじゃない?」と言いたいことを整理してあげたり、言葉を付け加えてすると、何となく子供も言いたいこと、伝えたいことが見えて来て、気持ちの整理ができるようになっていきます。
3.解決方法は提案してあげる
ひと通りの話を聞いたら、解決策について話をしてあげます。例えば、「こういう解決策がいいんじゃない?」「こう伝えた方がいいんじゃない?」と提案してみます。誤ることが収まるようなないようであれば、「お母さん(お父さん)なら、明日の朝、すぐにごめんねっていうかな」とか「気になるなら、今、家に家って謝るかな」と具体的な方法を伝えてあげます。経験から「お母さん(お父さん)が小学生の頃は、こうやって仲直りしていたよ」と伝えたりするのもいいです。それらを子供が解決法の1つとして考えてくれるだけで大丈夫です。