子供が親の言うことに対して反論してくる|親の悩み
親が何か娘に言うと、娘が反論してくるようになりました。
彼女の言うことも一理あると思うこともありますが、色々と、説明したり、違うと言っても、娘も口が達者になり、ああ言えばこう言うで切り返してくるようになりました。
本当に分かっているのかどうか・・・
「分かった」という子供の返事を期待しない
親の言うことが正しいと分かっていても、思春期の頃は素直に「分かった」とか「お母さんの言うとおり」と今までみたいに、子供は返事をしてくれなくなりました。その反面、何が気に喰わないのか分かりませんが、反発してきて、言い返してくるのです。
言うことを聞かないのであれば、そのまま放置して、子供が本当に困ったことになるまで放置しておこうかと思うこともあります。しかし、子供のことを考えると親の気持ちとして放っておけないというのが本心です。
子供から「分かった」という返事を期待しないで、親の考えを伝えることが必要だと思いますね。
子供に話をする上で、大事なことは一貫性を持って話をしないといけないということです。ダメと言ったことはブレないようにしないといけません。でも、子供は「こういう理由だから、今回はOKだよ」と複雑なやり取りが出来るようにもなってきます。
状況に応じた説明をすることで、例外を認めたりと、臨機応変に親が対応する必要がありますね。
親として思うところ
子供は成長過程の途中で、反抗期という形で大人へのステップを踏んでいくのだと思います。子供は、親の所有ではないこと、親の言いなりになること、親の気持ちをすべて受け止めることなど、親の気持ちの入れものではないということを主張してきます。一人で大きくなったような言い方をしたり、親を小馬鹿にする態度を取ったりとします。小さいうちは大人である親が我慢したり、正しいことを伝えていく必要があると思いますが、成人したら一人暮らしをさせてもいいという位の気持ちや、ひとり旅させてもいいという気持ちでいるほうが、子供も理解してくれると感じます。
成人までは親の影響も受けますが、親以外の影響も受けて個人になっていきます。小学生、中学生、高校生、大学生と社会人を経験しない時期や、家庭を持ってから、親の気持ちが分かってきて、それから仲良くできることもあります。
まだ親離れしないで欲しいと思う気持ちもありますが、親が子供に寄り添うのではなく、親は子供を一個人として、しっかり対応していくことが必要だと思いますね。
特に同性同士は険悪なムードになる
お母さんと娘の言い合いは激しかったり、お父さんと息子の言い合いは激しかったりしませんか?我が家は、お母さんは娘に厳しく息子に甘い、お父さんは息子に厳しく娘に弱いです。親にとっては我が子は可愛いですが、厳しさが違ってくるのは、やっぱり異性だから?
そして、言うことを聞かないと、子供の感情を押さえつけにいく傾向がありますよね。親の言う通りに動き、思う通りに動くのが良い子だと思ってしまっている場合です。決して、親の言うことを聞く子や思い通りに行動する子が良い子だとは言いません。
息子も娘も、もう一人の人間として考えをしっかり持ち、行動してることを理解しないといけないように思います。
まだ、小学生なので何かと親が手を掛けて、教えていかなければいけないことは多々ありますが、自立心を尊重するためにも、親が何でもかんでもするのではなく、子供のことを尊重することで、同性同士の険悪なムードも緩和していくように思いますね。
親子ですので、ずっといがみ合っていることは出来ません。お互いの気持や思いをわかちあいながら、子供が親の言うことに対して反論してくる時期を乗り越えていきたいと思います。